なぜ矯正治療が必要なのか?
矯正治療で整えるのは、見た目だけではありません。歯並びは噛む機能を通して、お口の中だけでなく、全身への影響も考えられます。歯並びが悪いことの最大のデメリットは見た目だと考えられがちですが、それと同じかそれ以上に大きな問題が噛み合わせです。噛み合わせが悪いと姿勢にも悪影響があり、腰痛や肩こりの原因になるとも考えられています。また、噛み合わせが悪いと一部の歯に大きな負担がかかってしまい、歯が折れやすくなるといったデメリットが発生します。
また、歯並びが悪いことで歯磨きがしにくいと、歯科における最大の敵である虫歯・歯周病のリスクも上昇します。矯正治療はこれらのデメリットを解消する唯一と言っても良い手段です。もちろん1度にかかる費用は高額に思われるかもしれませんが、矯正治療を受けることで虫歯や歯周病のリスクを軽減し、歯を失うリスクを減らすことができるため、長い目で見るととても費用対効果の高い治療だと言えます。
歯並びが悪いデメリット DEMERIT
- 噛み合わせが悪くなりやすい
- 顎関節症になりやすい
- 歯磨きがしにくく
歯周病や虫歯のリスクが高い - 噛み合わせの不具合によって
歯周病や破折のリスクが高い - 第一印象に悪影響を
与える可能性がある - 噛み合わせが悪いことによって
肩こりや腰痛を引き起こす - 発音に不具合を生じる可能性がある
- 口元に自信がなく心から笑えない
- 噛みにくく食事の効率が悪くなる
IMPORTANT 当院で重視していること
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しっかりとした検査
矯正治療を成功させるには、精密な検査とそれに基づく診断がとても大切です。当院では一般的なパノラマレントゲン写真だけでなく、矯正治療に欠かすことのできないセファログラムや顎の骨を3次元でみることのできるCTなどの撮影が可能なレントゲン機器を導入しています。
何枚もレントゲン写真を撮影することに不安を感じる患者様もいらっしゃいますが、当院で採用しているレントゲンはデジタル式で、従来のアナログ式に比べて遥かに被爆量が少ないため、安心して検査を受けていただくことができます。また、院内には3Dスキャナーも用意しており、症例によっては粘土のような素材での型取りが不要になる場合もあります。 -
患者様との信頼関係を重視したカウンセリング
矯正治療は複雑でわかりにくい、具体的なイメージが湧きにくい、という方も多くいらっしゃいます。当院では、患者様に安心して治療を受けていただくために、カウンセリングを重視しています。お口もとのお悩みは人に聞かれたくないという方も多いため、専用の個室を設け、矯正治療以前に、必ずカウンセリングを行っています。患者様との信頼関係を大切にしており、聞きたいこと、不安や疑問点など、どんなことでもお答えしますので、ご自身でご納得いただけるまで何でもご質問ください。
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目立ちにくい矯正の導入
従来、矯正治療のデメリットとして真っ先に上がっていたのは治療中の見た目が悪いことでした。金属のボタンのようなブラケットを装着し、金属の太いワイヤーでつなぐため、見た目の変化が大きく、それが嫌で矯正を避けている、という方もいらっしゃったほどです。
しかし近年では、ブラケットを透明な素材や歯に近いセラミックで作ったり、透明なマウスピースを装着することで歯並びを整えるマウスピース矯正などの治療法が発達し、目立たずに矯正治療を行うことが可能です。当院では目立ちにくいブラケットを使用した矯正治療の他に、マウスピース矯正や歯の裏側に装置をつけて目立ちにくくする裏側矯正も導入していますので、目立ちにくい矯正治療をお考えの方はぜひご相談ください。